Ramdisk+ Ver3.2.4
RamDisk+は、Plusが主流の頃から存在し、多くのバージョンアップを経てきています。本来は、Plusのようにハードディスクを持たないモデル用に、システムファイルをRAMディスクにコピーして起動する目的で開発されていました。この当たりのノウハウは下記のURLを参照にして下さい。
やましんさん Plusを無音で使う
http://www.enjoy.ne.jp/~yamashin/page42.htm
最新バージョンは、System7.0にも対応し、最大32MBまで搭載可能です。
RamDisk+を使用に当たっては、そのマシンが搭載するメモリの容量に注意して下さい。基本的には4MB未満のモデルではそのメリットは少ないものと思います。
***動作環境***
Plus以降、漢字TALK2.0〜6.0.7(RamDisk
Ver2.21)
漢字TALK6.0.7〜7.1まで(RamDisk
Ver3.2.4)
インストールの方法 1. まず、RamDisk+はバージョンによって、そのファイルの種類が異なります。Ver2はアプリケーション、Ver3はコントロールパネル書類です。 2. RamDisk+をシステムフォルダーにコピーして下さい。オリジナルを残す場合は、Option
Keyを押しながら、ドラッグ&ドロップして下さい。Ver2を使用する場合はアプリケーションですからSystem
Foderには入れないで下さい。 3. 再起動して下さい。
***使用方法***
ここでは、最新バージョンのVer3.24を例に述べます。
1. コントロールパネルからRamDiskを呼び出して下さい。 2. 設定パネルが現れますから、基本設定を行って下さい。チェックボタンに印が付くと、その機能は動作する状態になります。
3. 各機能の説明は以下の通りです。 |
*Show Startup icon |
マックの起動時にアイコンを表示 |
*Create RAMdisk |
RAMディスクを作成 |
*Arm Restart button |
システムエラーが発生したとき、RamDisk+のBomb Guard機能によってリスタートボタンを押してファイダに戻る |
*Arm Restart button |
システムエラーが発生したとき、RamDisk+のBomb Guard機能によってプログラマーズ・インターラプト・スイッチを押してファインダに戻る |
*Copy to RAMdisk |
特定のファイルを指定して、RAMディスクに自動的(起動時に)コピーする |
*Switch to RAMdisk |
RAMディスクにシステムとFinderをコピーして、RAMディスクから起動する |
*Enter MultiFinder |
RAMディスクからシステムを起動してMultiFinderを使う。ただし、Switch to RAMdiskをオンにして、Finderでいったん起動してから必要なファイルをすべてコピーしてから、Enter MultiFinderをオンにして、MultiFinderを利用する |
*Eject Floppies |
システムをフロッピーで供給して、RAMディスクにシステムをコピーしてから、RAMディスクのシステムでリスタートする場合、最初に挿入したフロッピーを自動的にイジェクトさせる |
4. Create Ramdiskをオンにすると、RAMディスクを作成する際の基本設定を行うために"Setup・・・"ボタンをクリックする。 |
5. ダイアログボックスが現れ、RAMディスクの容量を"Specify Size of RAM disk:"に数値を入力して設定する。この時入力可能な数値は"between xxK and xxxK"で表示される。 |
6. RAMdiskの名前を"Volume Name?"に入力する |
7. "Your Name" に好きな名前を。入れる |
8. "OK"ボタンを押す |
9. "Copy to RAMdisk"のチェックボタンをオンにすると、RAMディスクにコピーするファイルを指定するために"Selection・・・"ボタンをクリックする。 |
10. ダイアログボックスが現れ、リストボックスからコピーしたいファイルを選択して"Include"ボタンをクリックする。指定されたファイルの総容量が、右上の"Selected:"に表示される。削除する場合は、"Exclude"ボタンをクリックする |
11. "OK"ボタンをクリックする |
1. 若干不安定な場合があるので、あくまで個人で使用すべきであろう |
2. レスポンス向上のための方法として、RAMdisk ,System, Finder, MultiFinderだけをRAMディスクにコピーするように指定する。すると、システムフォルダのそれらのファイルを読む替わりに、RAMディスク内のファイルが利用されるので、体感速度は相当上がる。ただし、アップルメニューが使えなくなるし、SuiteCaseなどのユーティリティは使えなくなる。できればシステム丸ごとコピーするのが一番。 |
3. FEP の辞書をRAMディスクにコピーする。MacVJEは辞書の位置が指定できるので利用可能 |
4. 爆弾が出ることがよくあるが、Shift Keyを押しながら起動すると、RAMDiskを切ることができる |